出演アーティスト
平尾有衣
内容
「音≒本能」〜ドビュッシーの目指したもの〜
おかげさまで満員のお客様にお越しいただきました。皆さま、本当にありがとうございました。
今年はドビュッシー没後100年にちなんで、大好きなドビュッシーづくしのプログラムを3度にわたり行いました。
一人の作曲家について深く掘り下げていくというのは、その作曲家の音楽はもちろんですが、作曲家の人間性が自分の中に棲みつくような感覚で、これは非常に苦しい時もありました。人間なので当然、長所短所があり、欲望もあります。
俳優さんは、よく、その時の役が自分にのり移ると言いますが、近い感覚でしょうか。
この濃密だった1年間という時間、少し寝かせてから、ドビュッシーとは今後も向き合い続けていきたい、と思います。