一流を求めたショパン

一流を求めたショパン

Chopin Episode Vol.6 一流を求めたショパン

パリの社交界で大人気だったショパン、当然身だしなみに気を配ります。

が、ショパンのオシャレは桁外れ!

パリで超一流といわれるブティックで仕立てる洋服は、黒・グレー・茶を基調とし、生地は最高級。

帽子、時計、カフスボタン、ステッキ、靴など身に付けるもの全て一流のもの。

なかでも「ショパン風手袋」白い鹿革の手袋、これが超高級だったらしいのです。

流行をさりげなく取り入れつつも、優雅で上品なショパンのファッション…実はこれは服装だけではなく…

趣味のオペラや観劇に通うための自家用馬車、住居には高級な家具と調度品、豪華な花が絶えず飾られ…花代も相当かかります。

こだわりぬいた美意識のために、ショパンの高収入はほぼ消えてしまったとか。

芸術だけでなく、全てにおいて洗練された最高級のものだけを求めたショパン、そして素晴らしいピアノ演奏、パリ社交界で絶大な人気を誇ります。

さて、6回にわたりご紹介してまいりましたショパンエピソード、いかがでしたでしょうか?まだまだショパンにまつわるお話がたくさんありますが、今回はこの辺で…

「Music Museum ショパン展~見られなかった夜明け~」でお会いできるのを楽しみにしております。

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