ショパンの両親

ショパンの両親

Chopin Episode Vol.3 ショパンの両親

今回は、フレデリック・ショパンの父 ニコラ・ショパン と 母 ユスティーナ・ショパン のお話を少し…


父 ニコラはフランス東部ロレーヌ地方で車大工を営む両親のもとに生まれます。16才頃、単身ポーランドへ移住(ハッキリした理由は不明)、ワルシャワで事務員として働いた後、フランス語教師として 上流階級の家庭で働き始めます。当時フランス語は、ヨーロッパの上流階級の公用語でした。(今でもフランス語は国連の公用語で、英語に次いで多くの国々で話されています)

ポーランドの名門伯爵家で家庭教師をしていた時に出会ったのが、同じく伯爵家で働いていたユスティーナ・クシジャノフスカ、後のフレデリック・ショパンの母です。

大恋愛の末 結婚、フレデリックが生まれた頃 ニコラはワルシャワの高校教師になります。


父ニコラは、いわゆる平民家庭の出身、階級制度が厳しかった時代にも関わらず、語学や音楽に秀でて、特にフルートとヴォイオリンはプロ並みだったとか。また教養も豊かで、優れた教師だったようです。
母ユスティーナは、気持ちの優しい女性で、ピアノと歌がとても上手!


このような両親のもとに、フレデリック・ショパンは幸せな少年時代を過ごしたと伝えられています。

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